【サイン本】GET LOOSE 髪を切ったラプンツェルと長靴をぬいだ猫などのこと
¥1,870
International shipping available
アーサー王、いばら姫、桃太郎、瓜子姫とあまのじゃく、かぐや姫、人魚姫、織姫と彦星、赤ずきん…といったよく知られる昔話を軸に、物語からget loose(脱出)するものたちの物語。
《あとがきより》
私たちは日々、やたらと大きななものからごくごく小さなものまで、さまざまな物語のなかでさまざまな役割を演じながら暮らしているわけですが、私たちが生きるその物語たちは、ときにヴヴヴと共鳴しあってより大きく強い物語になって、私たち自身がその中に閉 じ込められて身動きがとれなくなったり、さらに共鳴を繰りかえした物語が受け入れ難いほどに暴力的な形に姿を変え、多くの苦しみを生む原因になったり、します。
そんなことを望まない私たちはだから、結果失敗におわるのだとしても、こっそりと、慎重に、ありとあらゆる物語からの脱走を試みなければならないと思うのです。物語の境界を自由に出たり入ったりすることで、物語がかちかちに固まることをさけられるのではないかと思うのです。
ピース。(いづのかじ)
2026年6月5日 初版発行
発行元:URESICA
B6版 36ページ
いづのかじ(伊津野果地)
1971年、愛知県生まれ。長野県安曇野市在住。
東京外国語大学イタリア語学科卒業。
2006年、ボローニャ国際絵本原画展入選。
立体・平面作品の制作・発表をする傍ら、絵本・挿画の分野で活動している。
著書に『ねことくらすのはどうだろうか』(URESICA)、挿絵に『ねこの風つくり工場』シリーズ(みずのよしえ 作/偕成社)『エレベーターが止まったら』(新井けいこ 作/文研出版)などがある。
-
レビュー
(186)
¥1,870
